Nature ナチュール NPOさんさんくらぶ事務局便り

Vol.54
2009年12月10日
発行:NPOさんさんくらぶ事務局
会員数:正会員62人 賛助会員募集中

自然学校11月例会報告

本日も晴天なり!里山オリエンテーリング

里山オリエンテーリング

11月14日(日)暖かな日差しの中、里山オリエンテーリング09が開催された。

やる気満々な子も、心の内に秘めた子も、浅間神社の神様に見守られながら一斉にスタートして行った。おひげ先生と倉品先生が、今年は一味違ったミステリーゾーンと趣向を凝らしたチャレンジトライアル等を用意していることも知らずに・・・・・・。

子供達は、里山周辺の地図とコンパスを片手にずんずん進む。「ここら辺だ」と探していると、顔見知りのお母さんやおやじの姿を発見してホッとする。お目当てのポストも発見。やったね!また進む。時々すれ違う人達が何度か「今日は何をしているの?」と聞いてきたので、胸をはって答えた。「僕たちオリエンテーリングしているんです!」ふと周りを見渡すと、とってもきれいなオレンジ色をしたカラスウリが沢山ぶら下がっている。お土産に持って帰ろうっと。そうこうしているうちに細いけもの道に迷い込んでしまった。少し心配になって、「ねぇ、ここ違う道じゃない?」地図を見ながら不安げに言う子もいれば、「ヘーき、へーき。探検しようぜ〜。」と、みんなと一緒ならそんなのどこ吹く風という様子の子もいる。道中出会った見知らぬおじさんが声をかけてくれた。太陽の位置から方角を教わり、地図に記入されている数字は山の高さだとアドバイスしてくれた。「そうかぁ!」と納得して、みんなで現在位置と行く方向を話し合い、確かめあった。次に目指すのは城山だ。みんなで進んだ。大縄跳びをして、ポイントゲット!縄跳びに自信がある子は、低学年の子やちょっと苦手と言う子の代わりに多く跳んでフォローしていた。「全部のポストを廻りたかったねぇ。」と後ろ髪をひかれつつ、色とりどりの里山を駆け巡り、優しい人達に出会いながら浅間神社に帰った。

愛情たっぷりのお弁当を食べ、温かいお汁粉をすすり、マシュマロを炭で炙って笑って食べた。「癒されるなぁ。ずっとこうしていたいなぁ。」誰かが言っていた。賞品をみんなで山分けして浅間神社を後にした。

「ありがとう。また来るね。」お山のエネルギーを沢山もらった一日だった。

(加藤母)

さんさんXmasコンサート報告

2009年12月6日(日)

さんさんXmasコンサートさんさんXmasコンサート終了
100名を超えるお客様にご来場いただきました。会の様子は、ホームページでもご覧いただけます。

カレンダーもあと一枚。何かと慌しいこの頃、余裕なくバタバタと過ごす私を温かい気持ちで一杯にし、元気にしてくれたのがこの“さんさんXmasコンサート”でした。

可愛いクリスマスツリーと色とりどりのたくさんの風船で飾られた会場には、今年もちびっ子からご年配の方まで大勢の方が集まり、和やかな温かい雰囲気に包まれていました。

そして始まったコンサートは、まるでびっくり箱のよう!次から次へと様々なジャンルの音楽が飛び出して、時には静かに、時には笑い声が満ち、歌って踊ってあっという間の3時間でした。

始まりは、「つくし隊。」によるハンドベル演奏、お揃いのエプロンも決まっていました!続く「多摩ダンディーズ」は、70代とは思えない艶やかな歌声の男性カルテット。負けじとさんさんOB親父「パパちち」はさすらいの流し風に(?)カントリーロードを熱唱、格好いい!おひげ先生のゼミからは、豊松由佳子さんがオーボエを力強く演奏してくれました。さんさん卒園生の関塚紋矢ちゃんは、初々しい歌声で素敵なイタリア歌曲を披露してくれました。一部の終わりは、「かえるの音楽隊」、着ぐるみカエルさんのご指導のもと皆の陽気な歌声が響きました。

休憩をはさみ、二部の始めは、小学生の秋山ふみちゃんとお母さんによるピアノ連弾、曲は『星に願いを☆』一生懸命なふみちゃんと優しく見守るお母さん・・・親子っていいな〜☆。そしていよいよ、さんさん音楽会の顔とも言うべき「さんさんラヴァーズ」の登場!迫力あるサウンド、しっかり聞かせるバラードなど今年もやってくれますね〜!!ラストは、福田美樹子さんによるソプラノ独唱、魂を揺さぶられるとは、まさにこのことですね。聴き入ってしまい、その後言葉が出ませんでした。駆け足でご紹介しましたが、会の最後には楽しい抽選会、全員で『赤鼻のトナカイ』の大合唱の後、おひげの「メリークリスマス!」を合図にクラッカーをパンパ〜ンと鳴らして、音楽会は全て無事に終了。

素晴らしい演奏を聴かせて下さった出演者の方々、何カ月も前から準備を続けて下さったスタッフの方々・・・皆さん本当にお疲れ様でした。Merry Christmas!!!

(三浦)

ねむの里・田圃報告

籾摺り記 11月23日

籾摺り隊。「お米だ〜!」籾摺り隊。「お米だ〜!」

脱穀が終わったならば、籾摺りです。籾摺りってどんなこと?籾摺りもやっぱり天野邸で行われます。籾摺り機の機械を通って籾殻を脱いでもらいます。それでお米は玄米になります。

今年は思えば、肥料も追加、草取り、一応イナゴ対策も、田んぼまわりの草刈りを丁寧に行う、といっても天野さんにお世話になって、などがんばったぞたんぼファミリー、ではありましたが、冷夏のあおり、はて合歓の里米、どれほどの収穫になりましたことやら。

ごごー。興味津々で籾摺り機にみんなで籾のついたお米をどんどん落としていきます。ごごー。籾のついたお米が玄米になってさらさらざらざらと機械の口から舞い降りてきます。ごごー。ぞぞー。みなで交代交代にお米を落として、ぴぴー。終了。ここまで約1時間。

計量します。ボクシングの計量みたいに、お米を抱っこしてヘルスメーターに乗っかって、ぴったし31.5kg。ライトフライ級。まあこんなものでしょうか。

それから後はおせんべいとお茶でまったりと和みます。いつもながら天野さんご夫婦の暖かいおもてなしに感激です。今年も楽しかったぜ、田んぼが俺を呼んでいる。オリシモ農業ブームが日本を席巻しそうな2010年ですが最初のファミリー活動はやっぱり○○○でしょうか。それともわら束利用で納豆づくりでしょうか。次回ご報告をお楽しみに。

(田んぼファミリー・小埜)

リレーコラム・会員徒然草

岡崎母です。実は私、虫が大の苦手です。特に苦手なのは羽に粉が付いていて触覚がふさふさな感じの「蛾」…。以前住んでいた社宅での出来事。取り入れた洗濯物をたたもうと手をかけると「バタバタバタッ」ものすごい羽音とともに何物かがとびたった!「なになになに!?」「まさか鳥!?」恐怖におののきながら周りを見渡す私の目にとびこんだのはカーテンにとまる掌ほどある大きな蛾!失神寸前になりながら私はそっと隣の部屋に移動し、夫の救助が来るまで(なんと会社に電話して早く帰ってきてもらった…)トイレにも行けず恐怖に震えていたのであります。そんな里山生の母としては情けなさすぎる私も子供の頃はどんな虫でもへっちゃらでした。夏の遊びといえばもっぱら虫とり。特に熱中したのは「ダンゴバチ」採りです。刺さないハチで「安全バチ」とも呼んでいました。危険なハチとこのダンゴバチを見分けて素手で素早く捕まえるのが流行っていて、羽をむしって飛べなくしたり(残酷すぎる…)糸で結んで飛ばしたり(ごめんね…)していました。どういうわけか最近ハチ採りをしている子なんて見かけない、というかダンゴバチ自体あまり見ないような!?私の子供時代にはかなりメジャーだったはずなのに。どこへ行ってしまったダンゴバチ〜〜〜!?情報をお持ちの方はご一報を!!次、加藤(杏)ママお願いします。

(岡崎母)

12月例会のお知らせ

里山やきやき大会&クリスマス会

開催日 12月20日(日)
場所 ネムの里・小野路公会堂
集合 10時・一本杉公園駐車場
解散 16時頃・同上
持ち物 水筒・おしぼり・雨具・タオル・お皿・
プレゼント(手作りも含めて300円程度のもの、男女別に交換します)
割箸(マシュマロ用)・軍手・牛乳パック(開いていないもの/参加人数分)
焼きたいもの(おにぎり・くだものなどお好みで)

雨天時:里山クリスマス会

集合 12時・多摩センター駅小田急改札付近
解散 16時頃・同上※昼食後集合して下さい
持ち物 追加バス代百円/上記青字・雨天無し

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