Vol.51
2009年9月17日
発行:NPOさんさんくらぶ事務局
会員数:正会員62人 賛助会員募集中
7月19日日曜日、梅雨の間の曇りの中・・・「第9回子どもも大人も遊びもまちだ展」が開催されました。
カリヨンホールでの開会式、参加29団体のアピールタイムの後、今年もさんさんラヴァーズの素晴らしい演奏と歌声で夏のイベントのスタートです。「ピンクレディー・メドレー」「はくしょん大魔王」「はなみずき」「ソーラン節」「上を向いて歩こう」新曲の数々にうっとりと聞き惚れ余韻にひたっていた私。
広場では、子どもたちの今年の出店、「パピコアイス&ジャムワッフルのお店」の準備の完成です。看板作りから宣伝、販売、すべてを子どもたちが担当。一生懸命呼び込みをする子、見本を持って売り歩く子、売り子当番を忘れて遊びに夢中になる子・・・みんなそれぞれ楽しそうな&おいしい笑顔で満足の様子。
蒸し暑い中、クーラーボックスとドライアイスでは溶けてしまうかも・・・という心配をよそに、2時間くらいでパピコアイスは完売。自然解凍されたワッフルにお好みのジャム(チョコ、イチゴ、メイプル、ブルーベリー)2種を選んでもらいトッピング。
売れ行きは遅かったけど、さすがの里山生!!試行錯誤を重ね、閉会式までには完売できました。みんなお小遣いで買ったおみやげやお菓子の数々を手に、今日一日の楽しい思い出を胸に、無事お開きになりました。さて、いよいよ夏休みの到来。みんなどんな夏を過ごすのでしょうか。
今回のキャンプにスタッフとして参加させていただいて改めて感じたことは、「自然が子どもの心を豊かにする」というところ。このキャンプに参加した子どもたちは、自然が大好きで遊び方を知っている経験者が多いということもあるが、野に放たれたら五感をめいっぱい使って遊んでいたことに何よりも驚かされた。これが自然の力なのだと思う。飛び込みを何回もしてみる子もいれば、火をつけることにはまっている子もいる。 川でダム作りをし流れをひたすらにせき止めている子もいれば、日向ぼっこをしてのんびりしている子もいる。やりたいことは人それぞれ。何か自分で興味あるものを見つけ出し、ひたすらにそこにのめりこむことは 貴重な体験だ。丹沢という地に初めて訪れたが、とても自然が豊かで、いまだに人工林ではなく手付かずの自然林が広がっていることにも驚いた。子どもたちが本物の森を肌で感じたということも、この夏の宝ともいえる経験になっているのではないかと感じる。
さんさんのキャンプの特徴として、スタッフも率先して遊びに参加していたのもおもしろかった。3日目にはアートの講師の方に来ていただき、ビニールの袋に自分達が思い思いに好きな絵を描いたヘリウムガス入りのバルーンを川沿いに浮かばせた。その風景は、またおもしろいものだったが、講師の方も楽しんで絵を描いていたと感じた。また、倉品さんをはじめスタッフの方たちも、ロープを使って遊具を作り出したり、ハンモックを作ってみたり、アイデアを出し、子どもと一緒に遊んでいた。最後の夜にはキャンプファイアを行うため、自分達で木を運んできて井桁をくんだり、たいまつを作ったり、スタッフと一緒に準備もした。手作りだからこそ、みんなで火を見つめながら、踊ったり歌ったりと大盛り上がりになったのだった。
集団が集まればあつれきは生まれるもので、けんかする場面もあったが、それもまた元気のよい証拠。子どもたちの笑顔あふれる自然をめいっぱいに遊んだ、思い出あふれる3泊4日であった。
今回、みんながドボン、ドボンと丹沢の川に飛び込むのを眺めつつ、『人生に必要な知恵はすべてさんさんの庭で学んでいる。』『かわいい子であればあるほど旅に出されているなあ。』と思いました。
やはり、いい親であればあるほど、1 日毎の服がバキュームをかけたジプロックでパックしてある子ども思いのお母さんであればあるほど、大人に囲まれて暮らしている子どもであればあるほど、かわいい子であればあるほど旅に出すべきです。
子どもをキャンプに追いやり親は・・・計画的プログラムで鬼の居ぬ間に「命の洗濯」を謳歌して・・・キャンプ後、母親の労作の着替えセットに手をつけず(洗濯の手間が省ける)、多少傷だらけ、日に焼けている、なぜか顔の輪郭が出てきた、等々『子離れした親』と『親離れした子ども』が再会します。
次の課題は、キャンプのメリハリと質のアップです。≪運営面で子どもの登場を増やす≫≪自然の中で、激しく遊んで、激しく?リラックスして休むこと≫≪緑陰の読書≫≪沢歩き(川で滑らない履物の工夫)≫等々です。
ところで、皆さんの庭を借りて、写真のように帝京大学のお兄さん、お姉さんが城山から合歓の里、唐木田から一本杉、一本杉から黒川と3日間で歩きました。
お姉さんが集まると化粧品の臭いにハチが集まり、お姉さんは集団で逃げるので、またハチは追っかけます。ワーワーキャーキャーブツブツと歩き、一本杉の「あこ庵」でソフトクリームを舐めてやっと笑顔になりました。つくづく、「さんさんのこどもた ちはえらいなあ」と思いました。次回、真剣にリーダーを頼みたいです。
〜今年も、町田市のひなた村で開催される「大人も子どもも遊びもまちだ展」に出店致します。里山生はホットケーキとパピコアイスの販売体験をします。沢山売れると良いね〜
開催日 | 9月27日(日) |
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場所 | 高尾山 |
集合 | 8時・モノレール多摩センター駅改札 |
解散 | 16時頃・同上 |
持ち物 | お弁当(おにぎりでも可)・水筒 おやつ・シート・雨具・おしぼり ゴミ袋・タオル・長袖上着・帽子 里山バンダナ・交通費(700円) おにぎりのみの子はお箸 |
雨天時 | 小雨決行/大雨の時は中止とします。 ※当日朝6時半に決定→電話連絡網 |
開催日 | 2009年10月18日(日) |
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場所 | 一本杉公園古民家周辺 |
日時 | 2009年12月6日(日) 開演13時30分(開場13時) 終演予定16時30分 |
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場所 | 南大沢文化会館リハーサル室 |