Nature ナチュール NPOさんさんくらぶ事務局便り

Vol.85
2014年7月3日
発行:NPOさんさんくらぶ事務局
会員数:正会員48人 賛助会員募集中

「子どもも大人も遊びもまちだ展2014」に参加しよう!!

7月20日(日) 町田市ひなた村

今年も恒例の「遊びのまちだ展」が開かれます。市内で活動するさまざまな団体が、それぞれ得意なプロ グラムを持ち寄って世代を越えた体験活動を楽しもうというのが趣旨です。さんさんくらぶも町田市に本拠 地を置く団体として毎年趣向を変えて関わってきました。

今年のさんさんメニューは次のとおりです。

1 ちんどん屋さんはおまかせ

カリヨンホールで行われるオープニングは恒例の「たまのーた」のチンドン組が登場して祭りの雰囲気作り に努めます。これはもう[毎度おなじみ]で、このチンドン組なくしては遊び展は始まりません。その後はメイ ン会場の「てっぺん広場」を練り歩く「たまのーた」の皆さんが見られます。

2 ほにゃららダンス

今回のニューフェイスはさんさん卒園生の新出菜々子さん(16 期、平成 8 年卒)のコンテンポラリー・ダンス です。菜々子さんは高校時代からダンスに打ち込み、社会人になったいまも「ほにゃらら出版」という愉快な 名前のグループを作って公演活動をしています。今回はデュエットで踊りを披露、客席を巻き込んで一緒に 踊る時間もあるそうです。

3 カラフルソルトの手作りコーナー

チョークで色付けした塩を、小びんに層状に詰めていき、カラフルで楽しいアクセサリーを作ります。ひとり ひとり個性的なミニチュア・アートに挑戦です。

4 じゃがバタ食堂

小野路産のジャガイモを揚げてバターをつけて美味しくいただきます。今年はゆめ基金の助成金を土台 に運営するので、例年と大きく変わってお金を取る模擬店は出来なくなり、各コーナーを回ってシールを集 めた子どもたち(大人も)にじゃがバタを提供するという方式です。

カラフルソルト

スタッフ大募集

さんさんの手作りコーナーのお世話と「じゃがバタ」づくりのスタッフを募集します。 他にも本部受付や全体のパトロールの仕事もあります。子どもでも大人でもどなたでも 結構です。お手伝いいただいたスタッフには子どもゆめ基金からお手当が出ます。 9時から4時までが活動時間ですが、パート勤務(ただし2時間以上)もオーケーです。 手伝った時間に応じて報酬を決めます。お申し込みは事務局まで。

読み聞かせカフェ報告

朝から雨降りで、10分前でも参加者ゼロ・・・今日は誰も来ないかな~と思っていたら、開場と共にダダダー っと小学生が来てくれて、最終的に幼児を含み16名の参加者が集いました。良かった、良かった!!
はじめに、五太子さんの優しい語りで『めっきらもっきらどんどん』。次は少し雰囲気を変えて私のお気に入 り『へんしんトイレ』。三冊目は柵木さんの軽快な語りで紙芝居『いもころがし』。最初はゲームやカード片手に やってきた男の子たちも、いつしか本の世界に入ってきてくれ穏やかな時間を共有することができました。
後半はおやつをいただきながら、七夕の飾りを作りました。女の子たちはキラキラの切り紙に夢中になり、 思い思いの素敵な飾りが出来上がりました。(小学生の短冊~「お金持ちになりたい!」「バク転が上手にな りたい!」等々...叶うといいね^^)
最後は『三匹の仔豚』のエプロンシアターで終了。あっという間の1時間半でした。 小学生、幼稚園児、赤ちゃんとお母さん、初めてであった人たちの、賑やかでほっこりした輪が 広がったひと時でした。楽しかったね。

倉さんの多摩手箱

自然学校2014プラン

倉さんの「枕草子」…春はあけぼの夏は夜

皆さんよくご存じ(中学生はそろそろかな)の『枕草子』、中でも超有名な「春はあけぼの」の一節を一日 の流れに着目して倉流(へそ曲がり)に解釈してみました。(何を隠そう、倉は国語の先生なのです)。

一、明け方(春)。京都盆地の東山の山頂が山の裏側の曙光を浴びて最初に輝き出す。世の中で最初に光が 当って、聡明に輝く私と同じ。(註:これは「華厳経」の「朝日が昇って、真っ先に照らされるのは高い山の 頂上だ」 の知識のひけらかしと判明(倉説)。「香炉峰の雪」の話と同じです。

二、早朝(冬)。太陽は山の稜線から出て、輝き始めます。火を急いでおこして、炭を持って廊下 を渡ります。 炭がパチパチと爆(は)ぜて、活気があってよろしい。

三、昼(冬)。昼になって町全体に、みんなに日が当たる「ぬる」い状態。火桶の火も白く灰ばかりになってせ っかく聡明な私も「終わって」「使えない」状態で嫌い。

四、夕暮れ(秋)。太陽は盆地京都の西山に沈んで一日の役目を終えます。墓場で遺体を啄ばんだかもしれ ないカラスも西に向かいます。いったい西方にはなにがあるのかしら。(註:清水寺の奥の鳥辺山周辺が死 体捨て場(墓場)でした。ご遺体は野ざらしで野犬や烏の餌。つまり、当時は日本でも「鳥葬」が行われ、カ ラスがハゲワシの役割を担っていたらしい)。

五、夜(夏)。当時の蛍は「蛍に乱れつる」というように「身を焦がす」ほど(火傷しそうなくらい)乱れ飛んで いたようです。現代の「合歓の里」ではちょうど蛍がぼんやり点滅しながら一、二匹飛んでいます。 孤独な現代人を象徴しているみたいです。この光景を眺めていると、改めて『枕草子』に深く共感 してしまうのです。

倉品

オペラコンサートお楽しみに

今年のさんさんオペラコンサートまであと約3ケ月。
福田さんのプロデュース&ご指導の元、さんさん歌劇団の皆さんのリハーサルが続いています。実際にステージに立つ皆さんの裏でコソコソと、そしてワタワタと...(笑)スタッフとして準備をしている私ですが、当日の会場イメージを膨らます為に、改めて昨年のコンサートをブログと共に思い起こしてみました。
おひげ先生のナレーションと共に、曲ごとの情景が目の前に広がり、時代背景を感じながら、一つ一つのシーンが持つ世界観に引き込まれた事を思い出します。あたかも自分がそこに居るような、何とも言えない不思議な感覚でした。そして根岸さん、渡辺さんの生の歌声。圧巻でした。実は若干声が響きにくい会場なのですが、マイクを通さずしてあれだけの力強い歌声。圧倒的な声量と表現力を肌で感じてプロはやっぱり凄いな~と。
そしてエンディングでは艶やかな衣装のさんさん歌劇団全員が並んでキメのポーズをとったシーン、あれはジーンとしましたね。ストーリー性に溢れた2時間の映画を見ているような素敵な時間でした。
今年は新たに参加される方も加わり、更に世界が広がって素敵なシーンが観られそうです。よくよく考えると、普段都心まで足を運ばなければナカナカ見ることが出来ない、プロが出演するオペラを南大沢で観られるって、すごくお得な企画ですよね(^^)
昨年ご来場下さった沢山の皆さまが体感された「さんさんオペラの世界」。今年も是非皆さまとご一緒できればと思っています。

(高橋)

里山・イベントお知らせ

~合歓の里を朝昼晩楽しもう~

1 合歓の里で蛍と焚き火と ナイトハイク

【開催日】7月12日(土)16時 一本杉公園集合

【活動場所】合歓の里
 焚き火をしつつ、また、日曜日の準 備をしながら心静かに夕暮れと蛍の 登場を待ちます。

【持ち物】ゴム長靴

※ナイトハイクをしながら、中宿発 20時05分のバスで、多摩センターに帰ります。

2焚き火とキャンプと木登り

【開催日】7月13日(日)10時 一本杉集合~15時同所解散

【活動場所】合歓の里
 合歓の里で焚き火をして、ご飯を作ってシンプルに食べます。その後、木登りに挑戦します。

【持ち物】ゴム長靴、軍手、帽子、お米0.5合、好きなフリカケ。

※今年の蚋(ブヨ)はたちが悪いです。足首周りはしっかりガードして下さい。

2 つのプログラムを通して参加可。

【申し込み】〆切:7月10日(木)田島迄


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