Nature ナチュール NPOさんさんくらぶ事務局便り

Vol.88
2015年10月30日
発行:NPOさんさんくらぶ事務局
会員数:正会員46人 賛助会員募集中

さんさん創作オペレッタ報告

“超”オペレッタ「里山物語」が大成功で終了

ファミリーコンサートから始まったさんさんくらぶの音楽活動は、毎年進化しています。今年はついに創作オペレッタ「里山物語」を9月27日に上演しました。日曜日の午後に南大沢文化会館の主ホール(500人収容)に約300人のお客様が集まり、関係者の想像をはるかに超えた大成功で終わることができました。

物語は、多摩ニュータウンの開発事業が始まって今年でちょうど50年になることにちなみ、里山を舞台にしたオリジナルの恋愛ファンタジーです(題材は某アニメ映画からのパクリですが)。脚本と作詞、選曲は約1年前からおひげと福田美樹子さんが練りました。

舞台に上がる人たちに合わせて、場面を設定し、脚本を作り、曲を選びました。結果として、歌、ダンス、合唱、お琴と尺八、落語風の口上などが混然一体となったオペレッタを超越した新ジャンルの舞台になりました。

プロの音楽家である福田さんや根岸さん、和田さん、西村さんの演奏の素晴らしさは言うまでもなく、5人のダンサー(リーダーは平成8年さんさん卒園生の久保田菜々子さん)による音と光の効果を駆使した現代的なダンスは大評判でした。また、口上はラーメン亭とんこつこと、さんさん卒園生で中学3年の奥山樹生君で、これまた好評でした。

全体的に見て本番が一番よい出来だったのは、さんさん合唱団をはじめ、みなさんの日頃の善行の賜物でしょう。

お客様はもちろん、出演者も裏方もみんな満足できた素晴らしい公演になったと思います。終演後のロビーはみなさんの歓談でいつまでも賑やかでした。

※「さんさん音楽部」でも詳細がご覧いただけます。

(新出 英明)

読み聞かせカフェ報告

9月26日、堀之内、親子のつどい広場「カシュカシュ」にて読み聞かせをしてきました。

親子15名組の熱い視線を受けて読み聞かせ会はスタートしました。まず三浦さんが手遊びをしました。いつもは人形を赤ちゃんのかわりにするのですが、双子ちゃんの一人が三浦さんのお膝に来て一緒に手遊びをしたんですよ。とてもかわいかったです。続いて「どんどこももんちゃん」、「かぶとむしとんだ」を読むと、小さな赤ちゃんが真剣に聞いていました。あらためて絵本の力と三浦さんの「話力」を感じました。

それから五太子さんが「人生(子育て)には色々あるけれど、『でもだいじょうぶ!』と私はいつも言い聞かせています。この本はそんなパワーがもらえる本です。子供たちにも、お父さんお母さんにも聞いてほしい本です。」と本の紹介をし、ジェフ・マック作「でもだいじょうぶ!」を読みました。子供たちも、親御さんも感じる所があったのでしょう。五太子さんの心のこもった声と、会場が一体になり素晴らしい瞬間が生まれました。

最後に季節の工作「ハロウィンのかぼちゃ」を作りました。個性豊かな「かぼちゃ」がたくさんできましたよ。みなさん喜んでくれたのでうれしかったです。今回の参加者は0歳から1歳の赤ちゃんたちが多く、もう私たちはそれだけでメロメロで楽しかったです! ありがとうございました。

※読み聞かせ活動を助成します。内容、進め方は自由。事務局までご相談ください。

(柵木 理恵子)

参加者募集! 人も子供もみんなで作るオペラ/ミュージカル体験

今年のオペレッタづくりの成果を踏まえて、新たな音楽活動に取り組みます。みんなが日常的に楽しんでいる音楽(楽器でも歌でも)を持ち寄って交流する場を作り、それを土台にしてオペラやミュージカルを組み立てて発表会を開きます。小学生から大学生、壮年から高齢者の皆さんまで、だれでも参加できる世代を超えた音楽会です。われらのソプラノ福田美樹子さんが全体をリードしてくれます。さんさんくらぶの皆さんはもとより、地域の音楽好きの方をお誘いして、ユニークな音楽交流の舞台を作りたいと思います。ぜひエントリーしてください。

1回目 2016年1月17日(日)午後 音楽自己紹介「わたしの好きな作品は」

自分の好きな音楽(歌でも器楽でも)を披露し合う交流会です。実際に歌ったり楽器を演奏してもOKです。オペラやミュージカルのお話しを聞いた後は基礎練習をします。

2回目 2月21日(日)午後 手作り発表会を目指すワークショップ

どんな発表をするかみんなで話し合い(オペラかミュージカルか)、お話しを作り、組み立てを考え、役割を分けあって準備に入ります。

3回目 3月6日(日)午前・午後 さんさん手づくり音楽発表会

オペラ/ミュージカルを練習して、お客さまを招いて聴いてもらいます。
午前中はリハーサル、午後から本番です。さあ、どんな作品ができるでしょう。

会場は1〜2回は由木東市民センター音楽室(予定)、第3回はパルテノン多摩リハーサル室です。
詳しい案内をお送りします。事務局へお申し込みください。


大きくなったさんさんっこ

僕は、小学3年生の4月に東京から北の大地、北海道に引っ越してきました。北海道は、4月なのにまだ雪が残っており家は築50年の古小屋でした。カメムシやクモはもちろん、ネズミやアリとまで一緒に暮らさなくてはならないほどの家でした。1月の末、初めてスキーをしました。僕の住んでいた町はそう栄えてもいず、角度30度越えのスキー場で練習をしていました。夜中の9時まで練習していた時もありましたが、おかげで今は、父よりうまくなることができました。僕は北海道の自然学校にも行きました。そこでは、山登りや川下り、熊の出没するような所での野外キャンプ、太平洋から日本海まで1日かけて歩く40キロウォークなど色々な体験をすることが出来ます。

今は新千歳空港のある千歳市に引っ越して暮らしています。自衛隊の爆撃音や戦闘機の音がとてもうるさいですが千歳の人は何とも思っていません。なので僕は、前住んでいた所の方が静かで良いなと思います。 皆さん是非北海道へ遊びに来てください。

(久保田 櫂・中2)

卒園生の奥山樹生君監督・脚本作品「ムッツマン」

卒園生の奥山樹生君(中3)は、川崎市のジュニア映画制作ワークショップに参加し、監督・脚本を担当して『ムッツマン』という作品を完成させました。

「ヒーロー活動同好会」のムッツマンが弱虫少年を変身させる…という学園ものです。

11月3日(火)am10:20から新百合ヶ丘の川崎市アートセンターで上映。皆で見に行きましょう。入場無料


高尾山に行こう!

素潜り漁師はウエットスーツを着ません。海の幸を「獲らせていただく」ため、自分も《自然に近い裸》で自然に同化する文化です。高尾でも《自然に近い裸で》滝を浴びて《自然に同化する方便》があります。小生の高尾での《方便》は「ビーチサンダルで歩く」です。

10月初旬、高尾ビアマウントに行こうと昼前の決断で妻と出かけました。飲み放題、元取るぞ!バスで陣場高原に移動。景信山から無休無給水で長駆後、乾杯…。結局、走り過ぎと寒さで元とれず、右足指二本負傷でした。小仏峠は明治まではみんなが通る往還で、誰もビブラム底の靴など履いてはいませんでした。先人たちは強かった!見習わなくてはいけません。

倉品

行程

高尾駅から小仏峠へのバスで裏高尾を進んで途中下車、峰岡豆腐を買い、日陰林道経由で登ります。山頂の北側の紅葉台で紅葉を狩り《移り変わる自然の無常を身近に感じる》趣向です。帰りは3号路を通りケーブルカーで降りて高尾山口駅から多摩センターへ帰還。どうぞビーサンでなく靴を履いてお出で下さい。

高尾山口駅前の温泉「極楽湯」が10月下旬にはオープン。ここでのんびり過ごすのもあり。

・日にち:11月23日(祝)
・集 合:午前9時
・解 散:午後4時を予定
     モノレール多摩センター駅改札口 
・交通費:往復1,500円(多摩センター〜)
・弁 当・飲み物等持参(参加希望11/20迄に)


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