Vol.111
2023年2月22日
発行:NPOさんさんくらぶ事務局
会員数:正会員38人 賛助会員募集中
緑豊かな里山で「つくる」遊びを追求する「里山工作室」
秋のプログラムは案山子(かかし)と秘密基地づくりに挑戦しました。【ゆめ基金助成活動】
始まる前に「大事件」。合歓の里に入る途中で、鶴川地区の子どもたちがスズメバチに襲撃されて刺されてしまいました。大事には至りませんでしたが、9月の里山はスズメバチに要注意という教訓を改めて思い起こしました。因みにさんさん幼児園の頃は、9月は用心して森へは入らなかったのでした。
気を取り直して、用意の竹を十文字に組み合わせ、それを骨格にして持ち寄った古着を着せてスマートなカカシが2体できて田んぼの畔に立てました。頼もしい田んぼの守り役ができました。ストーブに火を起こして野菜入りチキンラーメンを作って美味しくいただきました。
田んぼファミリー岡部パパの指導で秘密基地づくりです。岡部氏が集めておいてくれたアーチ状の木とまっすぐな屋根の軸柱を組み合わせ、両側に小枝を並べていきます。人工物を使わない方針でツタで縛りました。その枠の上に周りの青木の小枝を切って屋根兼壁を作ります。
地面は少し掘り下げて藁を敷き屋根にも藁を積みました。子どもたちはみんな一生懸命。かわいいお家ができ、入って横になってみるとなかなか快適です。みんなが「おひげの家にふさわしい」と言いました。母親組はイモ汁づくり。常連だけに手慣れたもので、昼にはみんなで豚汁をおいしくいただき、心配したお天気も持って片付けも順調に出来ました。秘密基地はその後もしっかり建っています。
さんさんくらぶが加盟している町田市レクリエーション連盟の記念行事が、
町田駅前のレストラン・シアター「まほろ座」で開かれます。
さんさんも参加します。ぜひおいでください。
田んぼづくりは2005年から始めたので今年度で18回目になります。オーナー天野さんの手厚い支援を受けながら、20組ほどの田んぼファミリーの皆さんがかわりばんこにやってきて、田起し―しろかき―田植え―草取り―稲刈り―脱穀・籾摺りに至る前後8カ月ほどの日程をこなしてきました。
今年のニュースは鶴川地区の小学生が参加してくれたことです。鶴川団地の上の方にある学習塾「もんじゅ塾」の子どもたちで、塾長の高橋門樹先生ともども田んぼに通ってくれました。ただし前述のようにスズメバチに刺されたのは災難でした。
そんなこんながありましたが収穫は玄米で47キロ、前年の40キロは越えましたが2020年の68キロには及びませんでした。
過去の収穫の最大は70キロ(2018年)、最低はその翌年の24キロでした。太陽の照り具合や台風にやられるかどうかで大きな開きがあります。お米は参加ファミリーに分配し、また里山行事の折りに炊いたり餅にしたりして食べていきます。
チェロ奏者:志村壮太さん、読み聞かせ:三浦実香さん、絵本作家の柵木理恵子さん、事務局の田島の4名で活動しています。2022年度は活動の幅が広がり、ありがたいことに私たちのことを覚えていただきわざわざ観に来てくださったという方もいらっしゃいました。
12月の多摩市子そだて広場Oliveさんでのクリスマスイベントではなんとおひげ先生がサンタに扮してサプライズ登場!薗田先生もお孫ちゃんを連れて観に来てくださいました。
クリスマスらしい絵本をチョイスしてチェロの優しい音色に合わせて読み聞かせをしました。ただの読み聞かせよりもみんな集中して聴いてくれます。
3月5日(日)も同じくOliveさんでの開催が決まりました(12月、3月とも『ゆめ基金助成活動』)。
来年度も頑張って楽しい絵本をたくさんチョイスして絵本に合わせた曲を作って演奏し、素敵な工作にもチャレンジしていきたいと思っています。
どうぞご期待ください!