Vol.52
2009年10月8日
発行:NPOさんさんくらぶ事務局
会員数:正会員62人 賛助会員募集中
9月27日(日)、絶好の登山日和の中、高尾山へ行ってきました。
今回の登山は、ただ登るだけでなく班毎に道中隠れている5人の天狗たちを探し出し、ポイントをゲット。体力の違う1年から5年の里山生たち。高学年の子は低学年に合わせ、低学年の子は高学年に必死で追いついて、と班全員で協力しなくてはポイントをゲットできないルール。とは言っても、大きな子と小さな子の距離が大きく空いてしまうと、班長さんが大声を張り上げて呼び戻すの繰り返し・・・。もちろん母達は置いていかれる側。「もう無理〜」「喉が乾いた〜」と言いながらも半分以上進み、そろそろ天狗たちが隠れているというエリアへ突入。倉さん大天狗のことだから木に登ってターザンロープで降りてくるかも・・と上を見て、人ごみの中を探すが見当たらない。それとは逆に、なかなか見つけ出してもらえない天狗さんたち・・・。一人で隠れている寂しさに耐えかねてか、自ら里山生たちの前に姿を現してくれたりとラッキーな班もありました。大天狗の倉さんからは、「酢いか」の差し入れをもらい腹ペコのみんなは大喜び。ここまでくれば山頂までもう一息。最後の力を振り絞り、大きな怪我もなく全員が登りきりました。そして登頂に成功したご褒美に、温かいカップラーメンを美味しく頂きました。72人分のお水を運んでは沸かしてくれたお父様方、ありがとうございました。そして、おいしいお昼とお菓子で心も体も癒した後は、ケーブルカー班、リフト班に分かれ下山。しばしの空中散歩を満喫しました。下山後の反省会では、「山を登るのが大変だった」「リフト、ケーブルカーが楽しかった」「もっと、登りたい」などの頼もしい意見も聞かれました。
実りの秋。ネムの里の田んぼも黄金に色づきました。そして、今年も頭を垂れる稲穂の陰にはヤツラの姿が・・・
無農薬で元気印のさんさんの田んぼには毎年イナゴが大発生するのです。(もちろん、イナゴをねらうトカゲもカマキリもイモリもドジョウも元気です)
・・・という訳で、今年もイナゴ捕獲大作戦!!
おひげ先生が作ってくれたイナゴ捕獲袋を手に(これが本当に優れ物!)いざ田んぼへ。イナゴ捕りは素手が一番です。眼光鋭く睨み返してくるイナゴ達に、最初は引き気味の我々でしたが、慣れてくるとこれが結構面白くて、大人も子どもも気付けば夢中になってイナゴを追い回していました。獲っても獲ってもキリがない作業ではありましたが、目標の100匹ゲット!は午前中で楽々クリアし、お仕事終了。イナゴ達は後日高尾山でのおやつとなりましたが、そのお味はいかがでしたか?(色、形さえ気づかないフリをすれば、高級エビの味わいですが・・・?!)
さて、次回はいよいよ稲刈りです。10/10(土)は午前10時〜、10/11(日)は午後1時〜、ネムの里に現地集合です。たくさんの方々の参加をお待ちしています!(11日は稲刈り後に“七輪で秋を味わう会”も予定。参加される方は焼きたいものを持ってきてね)
奥山母です。夏休みに家族で那須へ行って来ました。温泉、山登り、遊園地・・・どれも楽しかったけれど、一番盛り上がったのは、卓球とトランプ(大貧民)の真剣勝負でした。
旅先で気がついたのは、ペット連れ観光客が多かったこと。ペットを連れての旅行など、昔は考えられなかったなと思いつつ、子どもの頃のペットの思い出を・・・金魚、カラフルなひよこ、めだか、めじろ、犬、猫、アリジゴク、みんなお祭りや、山で捕ったり、校門の前で拾ってきたりで、昨今のようにペットショップでペットを買うということは考えられない時代でした。
アリジゴクは理科の自由研究に観察飼育しました。アリジゴクが死んだふりをするのがおもしろかったこと、餌は蟻よりもハエを喜んで(?)食べていたこと、さなぎからウスバカゲロウになって出てきた時は感動して涙が出たことを覚えています。今、我が家のペットは、小さな水槽に20匹くらいいるタニシたちです。まだまだ食べられそうに(佃煮)ありません。
お次は、中島母さんお願いします。
高尾山では親父のみなさんが大きなヤカン(薬缶)でお湯を沸かしてくれて「健康的」にジャンクフードを食べました。本当に美味しくいただきました。
さて、なぜ、高尾山に自然が奇跡的に守られたか、それは、早い話が山伏や天狗がこの山の自然を守ったからです。そこで山伏の呪文を紹介します。「六根清浄(ロッコンショウジョウ)」というのがあります。これを短く言ったのが「ドッコイショ」らしいです。「オンアビラウンケンソワカ」という呪文(真言)もあります。(頂上にビールを飲みに集まっている人たちが大勢いました。この人たちの呪文は「オンアビールウンケンソワカ」になります。)
さて、今回帰りに北側の斜面の4号路を歩きました。ここに、もっと北の地域か標高が高いところにしか生えないブナがなぜか生えていました。この高尾のブナは江戸時代の天明期(気温が低かった)生まれのブナなのです。でも、このブナは天然更新(自然に生え変わる)できないようです。丹沢のブナは標高が高いので天然更新するそうです(丹沢ホーム主人の話)。また、東京都最高峰の雲取山(約2000m)の北側の谷にも巨大なブナが生えています。たいへん危険なので自然が残っている谷です。近道のつもりで一家で迷い込み、酷い目に遭ったことがあります。
高尾山は、そんなに深い山でもないのに、ブナの実を熊が食べにくるほど自然が多様です。豊かな自然を天狗(縄文的文化?)、山伏・真言密教(奈良・平安時代文化)が守ったのです。明治初期の混乱期に、高尾山の薬王院の領民が、廃仏毀釈という打ち壊しをしなかったのも高尾の自然保全に寄与しています。これにひきかえ御岳山には消えたお寺の跡があります。高尾山はまさに奇跡的な空間なのです。
開催日 | 10月18日(日) |
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場所 | 一本杉公園・古民家とその周辺 |
集合 | 9時30分・一本杉公園駐車場 |
解散 | 15時半頃・同上 |
持ち物 | 水筒・お椀・お箸・お皿・おしぼり 野菜(汁用に切ったもの/お椀一杯分程) 割箸(五平餅用/2〜3膳)・ボール小 すりこぎ(ご飯をつぶす/代用可) スプーン(餅に味噌をぬる)・雨具 バンダナ |
*収穫の秋です。みんなで植えた苗も立派に育ち、刈入れの時を待っています。里山生・田んぼファミリー以外の方もご参加いただけます。お弁当を持って田んぼへ行きませんか〜
開催日 | 10月10日(土)10:00〜 10月11日(日)13:00〜 |
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場所 | 現地(ねむの里)集合・解散 |
恒例になりましたさんさんくらぶのファミリーコンサート・・・今年はクリスマスコンサートです。出演陣は、大迫力・さんさんラヴァーズに、素敵な歌姫福田さんを始め、新メンバーもぞくぞく登場!ご家族お揃いでお越しください〜
日時 | 12月6日(日)13:30〜(開場13:00) |
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場所 | 八王子市南大沢文化会館・リハーサル室 |